鯵のムニエル・バーニャ・カウダソースと新しいキッチン道具、アサヒクッキンカット
2011/01/25 Tue 00:00

今日教室に新しいキッチングッズがデビューしました!
それは、アサヒゴムのプロ用ゴム製のまな板『クッキンカット』です。
このまな板、木製以外の素材で作られた日本最初のものなのだそうです!!
上田先生が魚食倶楽部の折、必ず持参され、
捕鯨船に乗っていた頃から十年以上使われていて、
とにかく傷つきにくく、すぐに乾くので、
清潔で使いやすく長持ちだと御聞きしていました。
それに、鮨の名店『すきやばし二郎』の巨匠・小野さんも
30年このまな板をつかっていらっしゃるそうです。

調理道具専門街・合羽橋にも買いにいきましたが、
見つからず、諦めていたので今回手許にお嫁入りしてきてくれて
とても嬉しいです。
さっそく、使ってみたくて、
第5回魚食倶楽部のテーマの『鯵』を切ってみました。
包丁も15センチの両刃・土佐包丁!
小振りの鯵をさばくにはぴったりです。
このまな板、素材が滑らず、安定していて、
水はけが良いし、魚を切っても水を流せばすぐに
臭いも消えます。
魚の血も染み込まないので、本当に使いやすい!
こんなに良かったのなら、もっと早く買えば良かったです。
難点?は木製よりも重い事。
これは仕方ないかなぁ・・。
それにしても包丁はついついこだわりますが、「まな板」は大事!
作業効率がず~っと違うし、衛生面でも安全でもまったく異なります。
食中毒の発生はまな板についた傷からというのが多いのも現実。
「まな板」一度見直してみることをおすすめします!!
さて、今日作った料理は鯵のムニエルのバーニャ・カウダソース!
これ、なかなか美味しいですよ~。
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両刃の包丁と六義園のイルミネーション
2010/12/04 Sat 00:00

料理とは全然関係ないのですが、とても綺麗だったので、是非、おすすめ!
東京・駒込の六義園 ここは桜の季節もすばらしいのですが、紅葉の時期もとっても綺麗!
12月5日までライトアップしているので、是非是非、御出かけ下さいませ~。
東京都も頑張ってます!
ただし、結構寒いので、防寒をしっかりとしていくことと、
撮影には三脚をお忘れなく!
駒込の近くで友人に紹介してもらったフレンチBar 『Le feu claire (ル フー クレール)』さん、明るい焔って訳すのかしら・・。
初めて伺いましたが、ワイン、チーズ、料理ともに値段、お味がバランスよくて美味しかったです。
六義園の回りに、知っているお店がなかったので、嬉しいヒットでした。

さて、先日,教室に嬉しい新しい刃物がやってきました。
魚食倶楽部でお世話になっているウエカツさんが、いつも愛用されている包丁が
『両刃』の包丁なのですが、関東ではこの両刃を使う人が少ないのか、
伝統的に使わなかったせいなのか、なかなか見つける事が出来ませんでした。
『欲しいなぁ~両刃!』と騒ぎ続けていたら、なんとサンタさんが
見つけてきてくださいました!
土佐・須崎の手打ち刃物 迫田打刃物さんの両刃!です。

もう一本は、京都の手打ち保津川別作の両刃の2本。

魚をおろすのにも、ちょとした野菜を切るにも便利そう。
早速試しにオアカムロをさばいてみましたが、とってもおろしやすかったです。
お値段も思いのほか、御手頃でどちらも1万円以内。
両刃包丁、活躍しそうです!
タジン鍋で焼き芋! 武内立爾作
2010/11/23 Tue 00:00

尾鷲の三日に一魚さんから頂いた畑の恵『紅芋』。
皮は白いのですが、中は綺麗な紫色。
甘みは強く、ほくほくしていてとても美味しい紅芋です。
紅芋でも皮の白い方芋は、虫喰いの芋を見分けやすいという利点が
ありますが、糖度が高いため保存性が低い、寒さに弱いなどの欠点も
あるようです。
本場沖縄では、生のままでは持ち出し禁止。
これは虫を連れてきてしまって、他の畑に病害虫を移してしまうと悪いからということだそうです。
焼き芋でたべたいなぁ~と思ったので,
武内立爾さん作・タジン鍋で焼いてみました!
もともとタジン鍋はモロッコやチュニジア・アルジェリアなどの水が貴重な国で使われていた
調理道具。
野菜から蒸発した水分が、とんがり帽子の蓋の上までいき、
効率よく蒸気を冷やして水滴に戻し、角度のある蓋の側面を伝って、蓋の縁に落ちてきて
その水が鍋のふたの間の縁にたまって、ウォーターシール効果で、
鍋が密閉され、蒸気が非常に逃げにくい状態になり、
野菜など食材から水分が出て鍋にたまり、
その水分で具材を煮込むことができるて、
食材の香りや美味しさを逃さないのです。
水が貴重な国の知恵を活かして少量の水分で上手にそして
素材の本来の味わいが生きるおいしい料理が作れる
エコ調理道具でもあるのですね。
直火の弱火で時間をかけて加熱するのが王道です。

ゆっくり熱が伝わっていく鍋だと、じっくりと水分が染み出でて素材の美味しさが
引き出されるように思います。
前回作った鯖の料理のじゃがいもも、
今回の紅芋も実にふっくらとしてジューシーな焼き上がりで、
大満足です。
タジン鍋、ちょっと重いのですが、
テーブルに直接出しても絵になり、
保温性がとてもく、料理がずっと温かいので最後まで美味しく料理が頂けます。
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