夏バテの時におすすめ!ギリシャ料理
2011/08/25 Thu 00:00


夏野菜の中でもナスは本当にこの時期が美味しいし、値段も安いから大好き!
フランスでは貧乏人のキャビアって、なんだかビミョーなネーミングのナス料理がありますね。
ギリシャ、トルコでもナスのサラダは良く食べます。
以前、ギリシャ料理を習いにギリシャに滞在していた時、よ~く出たのがメリジャノサラタです。
このサラダ、トルコ料理でも同じような料理がありますが、大好きなナスサラダです。
昨晩の料理教室でナスが苦手な生徒さんが「これは大丈夫。美味しい!食べられるからびっくり」と
言ってくださったので嬉しかったです。
すごくポピュラーな家庭料理なので、作り方も加える調味料も各家庭で違うようですが、
jasmin風はこんな感じです。
Melitzanosalata
メリジャノサラタ
材 料 2~3人分
材料A
米ナス 500g
レモン汁 1/2個
松の実 大匙1
ニンニク 1片(すりおろし)
塩 適量
ワインビネガー 小匙1
オリーブオイル 大匙3
カスピ海ヨーグルト 大匙3
タマネギ 1/2個(みじん切り)
仕上げ用
フェタチーズ 50g(塩抜きしてから使う)
パセリ微塵切り 適量(ディル又はミントでも)
松の実 飾り用に少々
作り方はナスを焼いて、身を取り出し、材料Aを全部良く混ぜるだけ。
ナスは少し水分を切った方がベスト。
仕上げにフェタと飾り用の松の実、パセリを飾ったら完成!
あっという間に頂けます。
モロッコインゲンのサラダもおすすめ~。
これも茹でたモロッコインゲンを食べやすい大きさに切って、
ヨーグルト、にんにく、タマネギ、塩、胡椒、オリーブオイルで混ぜるだけ。
松の実かくるみをトッピングにすると食感も良くて美味しいですね。
メインはコトプロ・サガナキ!です。
ひさびさの鶏肉料理!
フライパン一個で出来る簡単料理です。
鶏肉を塩、胡椒、オレガノ、タイム、ニンニク、オリーブオイル、玉ねぎ、白ワインで2時間くらいマリネします。フライパンで鶏肉を加え全面色づくまで焼きま~す。
ワインを加えてすりおろしたトマトとトマトペーストを加え、トマトが煮崩れて、鶏肉に火が通ったら、
粗く砕くか切ったフェタチーズを加えて完成!
フェタって溶けるとさっぱりしていてなんとも爽やかなチーズなので夏にはぴったりで大好き!
残暑を乗り越えるのにおすすめ、ギリシャ料理です。
スポンサーサイト
子羊のもも肉の塩包み焼き!
2011/07/23 Sat 00:00

あ、仕上がりのお皿に盛りつけた写真を忘れてしまいました・・。
すずきの塩がま焼きから、ひさびさに塩がまという調理方法を再認識!
久しぶりに子羊のもも肉を塩がま焼きで焼きました。
これがとっても簡単で美味しく出来ました。

子羊のもも肉に胡椒をたっぷり。
肉の表面を全面焼き色がつくまで焼きます。
あとはローズマリー、タイム、ローリエをまぶしてからバジルの葉か今日は大葉で包みました。
回りの塩はイタリア・シシリア産の粗塩に卵白を入れて、ローズマリー、胡椒、タイムを混ぜて作ったもの。
すずきの時と同様に全体に塗って空気が入らないように覆って220度のオーブン、続いて180度のオーブンで
焼いたら出来上がり。
夏場、料理をしたくないなぁ~ッという時、見た目も良くてお味も美味!
なおかつ手軽な料理としておすすめです。
今日はズッキーニのフランを付け合わせにしました。
すごく久しぶりに『肉食』。美味しいとワインも進みますね。
ウコギ御飯
2011/06/02 Thu 00:00

山形の山菜・ウコギ。
香りが独特で、ほろ苦い味がなんとも癖になる味です。
春から初夏にかけて、新芽が美味しく天ぷらやおひたし、御飯にいれるなど様々な料理法でいただけます。
中でもウコギを入れて作るウコギ御飯は山形の郷土料理で出来上がりにごまやクルミを添えて頂くようです。
今回はあさりと鶏肉、人参を入れて炊き込み御飯を作ったところに、
ウコギを刻んで加えてウコギ御飯を作りました。
旬のアサリと山菜のウコギのコラボ!です。
ウコギのほろ苦さがあさりの風味と良く合います。
クルミがなかったので最近お気に入りONIZAKIのつきごまの白をたっぷりと添えました。
良い香りです。
昆布の佃煮は昆布〆に使ったものを再利用!

「ウコギ」

ウコギのおひたしもおいしいですね。

ウコギの天ぷらは、いわずもがなの美味しさです。

揚げ出し豆腐と一緒にイトヨリダイの唐揚げ、葛をかけたのですが、これも
美味しいですね~。やっぱりイトヨリダイは偉い!!ウコギ、美味しい山菜でした。
九州・熊本産赤ナスでピッツアを作る!
2011/04/26 Tue 00:00

浦安魚市場の中でも人気の丸善青果さん。
こちらは全国から美味しい、そして珍しい野菜、果物を生産者から直接仕入れしている魅力的なお店です。
築地のやっちゃばでもこれだけ多種多様な野菜・果物が揃っているお店は珍しいと思います。
こちらのご主人はとても勉強熱心で野菜の目利き。
美味しい旬の野菜の食べ方、珍しい野菜についても詳しく教えてくださいます。
今回紹介して頂いたのは九州・熊本産『赤ナス』です。

熊本赤なすの特長は大きいきく25~30センチあること。
色は赤みがかった紫、果肉は柔らかくて、アクはなく、大変甘みがあり、種が少ないのです。
カットするととても綺麗なエメラルドグリーン!爽やかな色です。


さて、初赤ナス料理です。
生でかじってみたら甘くてとても瑞々しい。
灰汁がまったくないので水にさらす必要もないし、色も黒くならないからサラダにぴったり。
細切りにして塩、レモンだけでも充分!

次は焼き。
1.5センチ厚に切りにし、グリルパンでオイルをひかずにそのまま両面を焼きました。
焼いた上にリコッタ、ミニトマト、そしてポイントはミントの葉を添えて、オリーブオイルと塩、
レモン汁をかけたら出来上がり。
焼いた赤ナスはふわふわでまるで焼きたての食パンみたい。
ナスのピッツァ風というところでしょうか。美味しい~。
JOYEUSES PAQUES ! Happy Easter!!今日は復活祭
2011/04/24 Sun 04:58

JOYEUSES PAQUES!
2011年4月24日、今日は復活祭!
被災地の皆様にも1日も早い復活の日が訪れますように。
復活祭りはキリスト教の最大で、最古とも言われるお祭。
十字架に架けられたイエス・キリストの復活をお祝いする記念の日。
クリスマス同様、復活祭は家族と過ごし、食卓を囲む大事な日なのです。
また、ヨーロッパの家庭では復活祭の日に、
綺麗に彩色した卵やうさぎの形や卵の形をしたチョコレートを大人が庭に隠し、
子どもたちがそれを探して遊ぶ風習エッグハント(La chasse aux oeufs de Pâques)という風習があります。
これはとっても楽しく、子供たちも大好きです。
また復活祭の日は断食明けでもあって、美味しい料理が沢山食べられて嬉しい日でも
あるし、フランスではバカンスの時期とも重なるので、子供も大人もこの時期、
わくわく気分です。
でも、旅行者の人は要注意の時期でもあります。
バカンスで移動する人も多いので、道も渋滞するし、ホテルも混んでいます。
お休みのレストランやお店もあるので要確認・要予約ですね。
さて、卵入りのパテを作ろうかなぁ、羊を焼こうかなぁって思ったのですが、
ついつい先日撮影失敗したマゴチを見つけてしまったので、またまたマゴチを購入しました。

本来、マゴチの旬は夏なのですが、このところ、マゴチをよく見かけます。
2尾用意したまごちは、1尾は武内立爾さん作のタジン鍋に内臓を取り除き、お腹にハーブを詰めたマゴチを
フルーツトマトとセロリの葉、そしてローリエ、少量の白ワインを入れて蒸し焼きしました。
そうそう、落とした頭も美味しいだしがでるので、もちろん忘れず。

10分もあれば出来ちゃうこの料理、シンプルなんですが、マゴチの御陰なのか、鍋の御陰なのか実にふっくら美味しく出来上がりました。
