アマドコロ、行者ニンニク、葱、春の山菜は楽しい!
2011/04/18 Mon 00:00

『アマドコロとエゾバカガイのパスタとエゾバカガイのスープと茹でアマドコロ』
春は様々な山菜が頂けるから幸せな季節ですね!
先日、アマドコロと青森県産行者ニンニクを頂きました。
アマドコロは初めて頂く山菜です。


学名は甘野老(あまどころ)ユリ科ーアマドコロ属に属する植物で、日本各地の山地や原野、木陰などの日あたりが良い場所や日陰にも自生する多年草ですが、栽培もされています。
「本草網目」という書物には「跌筋結肉、諸種の不足に主効がある。久しく服すれば顔面の黒カンを去り、
顔色を良くして潤沢にし、身体を軽くし、老衰せぬ。」と記載されていますが、すごく魅力的な
効用ですよね!!
アマドコロという名前も可愛らしいし。
名前の由来は「根茎に甘味があり、形がトコロ(オニドコロ・・・ヤマイモの近似種)によく似ているから」だとか。
茎の他、根も食用になるそうです。
今年、年明けに行った韓国で、アマドコロの根のお茶を偶然にも購入していました。
今回頂いたアマドコロ、まずはさっと茹でて塩、オリーブオイルでシンプルに頂いてみました。

味は確かに採れたてのとうもろこしのようで、とっても甘い!
ただ、さすがに山菜、甘みいのですが、噛んでいると少し苦みも感じます。
もう一皿はフリットにしてみました。
小麦粉に少しドライイーストを加えて、斜め切りに下ごしらえしたアマドコロを加えて揚げました。
茹でたのも美味しいけれど揚げると甘みがいっそう強くなるようで、とても美味しいです。あ、アマドコロの天ぷら蕎麦が食べたいかも。

メインはパスタ。
アマドコロと青森から頂いた白っぽいエゾバカガイ、タマネギをオリーブオイルで炒めたところに、
ふきのとうで作ったソースと合わせてフリッジのショートパスタと合わせました。
エゾバカガイの甘みと食感、アマドコロのほろ甘苦味がとても良い組み合わせで、少し和風。
山菜はパスタと良く合いますね~。

「行者ニンニク」
もうひとつの頂きものは、青森産の行者ニンニクです。
行者ニンニクはジンギスカン人気とともに、大人気になった山菜です。
お肉と一緒に焼くと風味が良く、お肉がさらに美味しくなります。
何年か前、ジンギスカンが流行った頃、人気のジンギスカンのお店で初めて『行者ニンニク』を
頂いたのですが、お肉よりも貴重品だということで、随分高~いお値段をとられた記憶が
あります(笑)
あの頃はまだ天然物って書いてあったよう記憶があります。
もともとはねぎの仲間で、特有の香りがある「山菜」で、見た目は葱に良く似ていますが、強烈なニンニク臭がします。
カラッとした辛味が特徴です。
昔、修験道の行者が滋養強壮に食べたという言い伝えから『行者ニンニク』という名前がついたのだそうですが、『アイヌネギ』とも呼ばれます。
天然物は乱獲のため非常に少なくなり、今では幻の山菜になりつつありますが、
最近では栽培物が随分普及してきているようで築地でもみかける事があります。
行者ニンニクは美味しいのですが、ニンニク同様食べた後の匂いが強いのがちょっと難点。平日に頂くのは勇気が必要かなぁ。
一度冷凍してから使うと、かなり匂いが軽減されますね。


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福島県喜多方からの到来もの 春の山菜 あいこ、土筆・・・
2011/04/09 Sat 00:00

『土筆のグラッセ作り途中経過』
桜か満開になり春を感じていたつもりでした。
でも、実は少し感覚が鈍くなっていたように思います。
毎年、楽しみしていた六義園のしだれ桜の事も、
すっかり忘れていました。
今年はいつもよりだいぶ開花が遅かったようです。
福島県喜多方で採れた山菜を頂きました。
山菜を頂いて、香りをかぎ、料理をし食べていたら
本当に春がきたんだなぁ~っと、
ようやく春を全身で感じられたように思いました。
そう、春が本当に来たのですね。
頂いた山菜は浅葱、みやまいらくさ、もみじかさと土筆、そして山椒です。

『ミヤマイラクサ』
みやまいらくさ 漢字の表記は深山刺草・蕁麻 イラクサ科ムカゴイラクサ属
別名あいこ 山菜の王様とも呼ばれるそうです。
学名はLaportea macrostachya
19世紀のフランスの裁判官で著名な昆虫学者Francois L de laporteの名前に因んでいるそうです。
日本・朝鮮半島・中国が原産地
茎や葉の裏側に鋭く細かいトゲがありそれが刺さると、蕁麻疹の語源ともなっている
激しい痒み・かぶれ・痛みを伴ない、
沢山食べるとヒスタミンを含有しているため,蕁麻疹・嘔吐・下痢を伴うので要注意。


葉は円形で鋸歯 ( きょし ) があり、しくしくっとします。
ギ酸も含まれているそうです。
見た目と違い、実に癖のない食べやすく料理しやすい山菜です。
少しだけ天ぷらに揚げて、残りはさっと湯がきました。
明日、ラヴィオリに入れてみようと思っています。

『左上 深山刺草のかき揚げ 右上モミジカサ茎 下モミジカサ葉』
モミジカサは・・
ムレオオフウセンタケを頂く
2010/10/17 Sun 00:00


cortinaire remarquable, cortinaire de Berkeley.
ムレオオフウセンタケ(群大風船茸)
岡山県倉敷の陶芸作家・武内立爾さんから「ムレオオフウセンタケ(群大風船茸)」というとっても美味しいキノコを送って頂きました!

このキノコ、写真を見ていただくと分るように、これぞ「キノコ」という可愛い形です。
包んであった新聞紙を開いた瞬間、思わず可愛い~~っと歓声が上がったほど。
もしかしてチョコレート菓子「キノコの山」って、ムレオオフウセンタケがモデル?
って思ってしまうほど。
初ムレオオフウセンタケ、さっそく頂きました。
天然まいたけ三昧!いちろうさんに感謝!
2010/09/12 Sun 00:00

最近ご無沙汰の八王子市場のお魚仲間でブログにも遊びにきてくださっているいちろうさんから、
素晴らしい天然マイタケをお裾分けしていただきました!
こんな立派なマイタケ、生まれて初めて!
頂いたマイタケから、土のいい香りがします。
いちろうさんからは、少し乾燥しているからとメールを頂いていましたが、
身がしっかりしまっている感じで、見た目よりもずっしり重いし。
ものすごくわくわくします!
さ、どんな料理、作ろうかなぁ・・。
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