プンタレッレ(Puntarelle)の季節!尾鷲の岩田農園?!から届いたイタリアの冬野菜!
2011/11/24 Thu 00:00

イタリアの冬の訪れを感じさせる野菜・プンタレッレが尾鷲の岩田さんの畑から届きました!
プンタレッレはイタリアのローマで、11月頃から3月ころまで好んで食べられる野菜です。
ほろ苦さとしょきしょきした食感が人気!ちょっぴり大人の味の野菜。
プンタレッレはご当地野菜の代表で、ローマ以外ではあまりみかけることがありません。
ほろ苦さとくるんとした見た目としょきしょきした食感がなんと独特で、
一度食べると癖になるローマの季節限定野菜です。

プンタレッレはセロリの茎を幅広にしたような茎に、トゲトゲした葉がついていますl。
その形状からプンタ(先端、とがったなどの意味)レッレと呼ばれるのだそうです。
食べるのは主に茎部分。葉の部分ももちろん茹でてから炒めて食べると美味しい料理になります。
茎の部分の外側の固いところをむいてから、タテに細く裂き水に1時間以上つけて灰汁を取り除きます。

しばらくすると灰汁がぬけて、見た目もクルリと丸まってきます。

自家製アンチョビが大活躍!

ほぐしたアンチョビ、オリーブオイル、にんにくのみじん切り、ホワイトビネガー、
塩少々を混ぜて作ったドレッシングに水分を切ったプンタレッレを和えたらサラダの完成です。
プンタレッレのシャキシャキっとした食感、ほろ苦さが、アンチョビ入りのドレッシングととても良くあいます。
このソース以外で食べたことがないくらい、定番中の定番です。
以前、日本ではなかなか見つけるのが難しかったのですが、最近では日本国内でもいろいろな地域で
栽培をされるようになったこともあり、スーパーでも時々見かけるようになりました。
見た目もちょっぴり面白い野菜です。
美味しい食べた方のこつは、ドレッシングとあわせてから30分くらいおいて、全体に味を行き渡らせること。
オリーブオイルをたっぷりと使うのがポイントです。
まさに、11、12月頃のイタリアではオリーブオイルの絞り立てが出回るのでぴったり!!

プンタレッレのサラダはアンチョビソースソースが黄金の組み合わせ!
是非、見かけたら試してみてくださいね~。
岩田さんのプンタレッレは本当にローマの味がしました!
ごちそうさま!!
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魚食倶楽部・第2回海のこと教室「寿司職人に習う!」寿司を握ってみませんか?
2011/11/22 Tue 00:00

魚食倶楽部・海のこと教室を開講します!
海のこと教室の2回目のテーマは「寿司職人に習う!寿司を握ってみよう」。
クリスマス、年末・年始に向かいお友達や家族で食卓を囲む機会も増えるこの時期。
手巻き寿司も美味しいのですが、寿司職人の方に寿司用に魚を切る方法、握り方を習って、江戸前寿司っぽく
寿司を握ってみませんか?

マグロや白身の魚、イカ、卵焼きにサーモン。そしてカルフォルニア・ロールなど・・。
近所のスーパーで購入できる材料も切り方一つで立派なお寿司のネタになります。
今回は魚のデパートで有名な吉池グループの寿司部門・すし処しゅん御徒町支店店長・寿司専門調理士の中川 弘之(なかがわ ひろゆき)さんに寿司の握り方・盛りつけ方を教えていただきます!

中川さんのプロフィールは・・・
昭和45年2月16日生まれ、41歳 厄年 埼玉県出身
高校卒業後、今のチェーン店(吉池ですが今あまり名前だしにくいので外食チェーン店がいいでかね。)の錦糸町北口「寿司っ子」(現在はありません)に配 属、5年後退職し、自分探しの旅に出かけ、北海道や九州を大型バイクでツーリングに行く。28歳の時に某イタリアンレストランに就職するが、裏で料理を作 ることに向いていないことに気が付き半年で退職。高校卒業後に就職したチェーン店に再び勤務。新宿パークタワー店に6年、その間に、寿司専門調理師の免許 を取得。湯島店に3年(最後の一年は店長職)御徒町店店長で2年。
最近ではEUの大きなイベントでも寿司職人として招聘され、外国人の方にも喜ばれるお寿司を握っていらっしゃいます。
それに、おやじバンドで演奏活動もされています!


現役の寿司職人さんに素人でもここを押さえると見た目も綺麗にで美味しい寿司をプロっぽく見せることのできる極意を教えてもらえる機会になればと思います。
ご参加お待ちしております!
jasmin's kitchen&魚食倶楽部
主宰 宮内祥子
記
魚食倶楽部 第2回海のこと教室
テーマ
『寿司職人に習う!寿司を握ってみよう』
プロから習う!寿司のポイント
・酢飯の作り方
・寿司用の魚の切り付け方
・握り方
・盛りつけ方
日程 2011年12月10日(土曜日)
時間 午前10時30分受付開始
午前11時スタート
午後 3時終了予定
講師 中川弘之先生
宮内祥子
会場 築地社会教育会館 4階料理教室
築地四丁目15番1号
会場の電話 03-3542-4801
詳細お問い合わせ連絡先 09053141232
定 員 24名(先着順)
会 費 7,000円(寿司用巻きす、お持ち帰りの寿司を含む)
※お申し込み頂きご参加確定後、指定期日までにお振込頂き正式な申し込みとさせていただきます。)
申し込み締め切り 2011年12月5日まで
当日持参頂くもの
・包丁(家庭用文化包丁でも大丈夫)
・魚持ち帰り用保冷バック
・保冷材
・キッチンペーパー
ご参加お待ちしております!
巨大なメヒカリ!宮崎県産 キロ3500円!!
2011/11/15 Tue 00:00

築地場内・仲卸の丸健さんで見つけた宮崎県産巨大メヒカリ!
キロ3500円!
私のメヒカリ価格では、過去最高値段でした。
サイズもでかい!
とてもメヒカリのサイズとは思えないです。
今回、お店に到着時すべて完売。
無事に購入できた友人に無理を言って1尾だけ分けてもらいました。
一尾20センチ弱、180gありました。

実に立派。キスというよりアジみたいです。

三枚におろして昆布〆がおすすめとのこと。
昆布〆にする前にまず、そのまま生で頂いてみました。
ふわっとした味わいで、キスともコチとも違う不思議な感じです。
小さなメヒカリともまったく別物
面白いですね~。
初めて使うものですから、まずは試してみました。

「真ん中の白身がメヒカリの昆布〆」です。
メヒカリはもともと水分の多い魚です。
昆布〆は正解!メヒカリは未利用魚から高級魚になりましたね!
愛媛・関前村漁業組合の怒りサバ
2011/11/14 Mon 11:46



魚のブランド化が進んでいます。
釣り方、〆方でぐっと魚の値段が上がります。
中でも、サバ、アジのブランド化は全国的に広がっているようですね。
サバはこのところ、ゴマサバは獲れているようですが、マサバの水揚げが減っているようです。
マサバは秋から冬にかけてが一番美味しい時期。
栄養的にも良く知られているように、DHAの宝庫!
コレステロールや中性脂肪を下げる作用があるEPAが豊富。
健康・美容に欠かせないビタミンA、B1、B2もたっぷり。
現代人が不足しがちなミネラルやカルシウムがたっぷり詰まった健康食として注目されています。
日本各地で獲れますが、平成12年度の調べだと、水揚げベスト3は、
1位長崎県、2位静岡県、3位茨城県だったようです。
今年は茨城が厳しいかもしれませんね。
サバのブランドで一番有名なのは大分の関サバかなぁ・・。
さて、今回購入したのは、「怒りサバ」というちょっと名前が面白いサバです。
愛媛県今治市関前村漁業協同組合のブランドサバです。
組合のページを見ると
『2010年3月からサバに産地表示のタグを付けて築地に出荷しています。
怒サバは、愛媛県今治市関前の怒漁場で漁師が一本釣りをしたサバです。
怒漁場は、来島海峡や鳴門海峡に匹敵するくらい潮の流れが急流で、
そこの様々なプランクトンを餌に育ったサバですので私が、怒サバと名付け、築地への出荷を始めました。
まだまだ、知名度は低いのですが急流で揉まれた肉質は大変、美味だとの好評を戴いています』
と説明されていました。

今回は濱長さんでキロ3000円!なんと800gもある大物でした!
ブランドサバ、美味しいけれど、値段が高いのでなかなか自家用には厳しいですね~。
九州地方の方はサバは生でお刺身で食べるのがお好きなようですが、関東では鮮度が良くても
どうも生のままサバを食べるよりもしめ鯖にする方が多いと思います。
今回の怒りサバ、確かにしめ鯖も美味しかったけど、
生のほうがよりサバの風味が出て美味しかったように思います。
さすがにこの値段のサバだと、トマトで煮込んだり、焼いたり、フライにするのは躊躇しますね。
因に最近、築地の場外にある和食のお店で2キロアップのサバを友人に御馳走になる機会がありました。


これは長崎県・対馬のブランドサバで「ときさば」だと思います。
1キロ以上あるサバで、今回頂いたのは2キロのサバ。
2キロのサバってカツオ?ってくらい大きいですよね~。
二切れで背と腹の部分を一切れずつでしたが、もっと食べたかったなぁ~。
しかし、このサバ、長崎県漁連で販売されていたそうですが、キロいくらだったのでしょうね~。
正直、ブランドサバはこの位の切り身にしてお店に出さない限り、
一般家庭の食卓にはとてもとても乗らないですね。
食べたくても現実的でない気がします。
ブランドサバはハレの日、お出かけ先で頂くにはぴったり。
サバは旬の時期なら、住んでいる近くで水揚げされた鮮度の良いサバなら充分美味しいと思います。
安くなったら普通のサバをいろいろな料理にして食べたいと思います!
金龍山浅草寺 東日本大震災復興支援 伝法院庭園拝観おすすめです
2011/11/13 Sun 00:00

東日本大震災から8ヶ月がようやく過ぎました。
被災地の東北には寒い冬がやってきているようです。
仮設住宅はいろいろな問題があり、体調を崩す方もおおいようです。
今年はどうか寒い冬にならないと良いのですが・・。
友人が多いトルコでも日本人の支援活動されている方も被害に遭われた大きな
地震が続いています。
今年は自然災害を通じて、あらためていろいろな事を考えさせられています。

週末も各地でいろいろな形の東日本大震災支援が続けられていました。
そんなひとつに浅草の浅草寺の一画にある伝法院の中にある小堀遠州さんによって築庭されたといわれている庭園があります。
ここは今迄、秘園とされていていましたが、平成23年9月21日に国の名勝に指定されたのを機会に
2011年11月1日から12月5日迄の間だけ特別庭園拝観が可能。
入場料の収益を東日本大震災の義援金とするそうです。
浅草の仲見世のすぐ裏なのに、本当に静かで美しい庭です。
スカイツリーも見えて、なんだか不思議な感じです。

庭園の中には湧き水が沸いています。


庭園や約1万平方メートルもあり、回遊式庭園なので、歩きながらゆっくりと庭を楽しむことができます。

これは浅草寺の天井絵の龍です。パワースポットだそうです。

このところ、気ぜわしい毎日でしたので、少し息抜きです。
伝法院のお庭、おすすめです。